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自分で生活を設計できる余地
もともとあまり人づきあいとか苦手で友人も多くはないので、飲みに行ったりすることはあまりなかったのがコロナでめっきりなくなっていたわけですが、諸々の制限が緩和されたのを契機にちょっとお声掛けいただき友人と会ってきた。
単純に歳取ったなぁ、感じることもあるし、あるいは、結婚したり、子供が生まれたりなんていう変化が各々あるわけです。
仕事においても出世したり転職したりなんてことが当たり前にあって、それぞれの階段をそれぞれのペースで上って行ってるんですよね。誰一人同じ人生なんてないし、進むべき道も進み方も人それぞれ。
ただし、基本的に週5日、朝から夜まで働くというライフスタイルだけは皆同じ。
他のことは皆全部違うのにこんなところだけ皆同じっていうのは、こういうライフスタイルが最も人間として標準化されたものなのだろうか、と疑問に思う。
もっと働く時間も含めて毎日の生活を自分にあったものに、自由に設計することはできないのだろうか。
必要なお金も時間もやりたいことも違うのに、資本主義という社会において利益を最重要視して効率化の行き着く先は、こんなにも不自由な生活なのだろうか。
そんな生活から少しだけ足を踏み出した自分にとって、それはどうにも耐え難いものに思われたし、自分のそんな状況をありのままに話すことは、どこか負の感情を呼び込んでしまいそうで非常に躊躇われることのように思えた。
人と会うことで得られる刺激はやっぱり良いものだけど、人との比較を完全に避けるのはどうしても難しく、そんなことを思ってしまう自分がいた。
楽しかったんだけどね。
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