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変わるのを待っているのは時間がもったいない!
変えたい人と変えたくない人
今週の経営財務の時事談論では、とある経理マンの中途入社した会社での不満をつづったこんな記事が掲載されていました。
その会社の実情を理解し分析した上で、「変化」に対する考察が述べられているのですが、会社に対する不満が節々に感じられます。
会社を辞めるという選択肢
この記事を見て私が真っ先に思ったのは「辞めれば良いのに・・・」です。
この記事の筆者は優秀な方だと思うのですが、色々とアイデアが思いつくならそれを必要とする会社に転職すればより貢献できるフィールドで活躍できるはずです。
変わらない会社、変わろうとしない会社がいつか変わろうとする日がくると延々と待ち続けるのはナンセンスです。
変わる日が来年なら待つ価値はあるかもしれませんが、5年たっても10年たっても変わらない可能性もあるし、その可能性の方が高いでしょう。
この方はそんな会社にもう5年も勤めているのが驚きです。
もっと早く見切りをつけて、いればもっと多くの成長の機会を得られたかもしれません。
ありきたりな表現ですが、残りの人生で今日が一番若いのだから次の環境を探す努力をした方が堅実です。
週刊誌に不満や愚痴を投稿する前に、履歴書と職務履歴書を書いて転職サイトに登録するのが先だと思うのです。
それでも辞めたくないなら・・・
もしもそれでも会社を辞めたくない、この会社に残りたいと思うなら残された選択肢は2つしかありません。
1つ目は会社を変えることを諦めて、できる範囲で働き続けること。
2つ目は自分で動き、あらゆる人や組織を巻き込んで「変化」を起こすこと。
2つ目は口で言うのは簡単だけど、現実的にはかなりハードルの高いものだと思います。
色々な条件がそろわないと難しいし、どれだけ周到に準備しても実現不可能なことかもしれません。
組織というものはあるいは人そのものが、基本的には変化を嫌うものだし、大きな組織になればなるほど、一度大きく傾きお尻に火がつきでもしないと変わらないことは歴史が証明しています。
そう考えると答えはもう出ているのかなと思います。