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自己実現と仕事
自己実現を望む
昨年末、友人知人との麻雀大会の後の打ち上げでの話。
友人の友人であるその人は、かつて某飲食チェーンの取締役を務めて、今は自分の店や飲食店のコンサルを手掛ける人で、何気ない話の中で非常に共感することを言っていました。
「コンサルって自己実現が伴わないから、自己実現できる自分の店をやりたいんだよね」と。
一言一句同じじゃないけど、要はそんなニュアンスのことを言っていて、非常に共感したのを覚えています。
公認会計士や税理士の業務は基本的に「サポート」なんだよな、と。
主役がいれば脇役がいる
今私が取り組んでいる仕事も経理や財務のサポートだし、そもそも経理や財務自体も各々の企業の本業のサポート的役割でもある。
経理や財務が武器になることもあるけど、それは例えれば主人公の右腕的存在であって主人公ではない。
Mr.childrenで言えば桜井さんでは決してないし、BUMP OF CHICKENで言えば藤原さんではなく、升さん的ポジション。
それが、一般的で標準的な公認会計士の姿というものだと思います。
でも、そんな脇役のままでいることにいつまでも甘んじているのが、結構しんどかったりします。
自分の人生の主役は当然自分であるべきだし、できるなら仕事でもそうありたいと思う自分が少なからずいます。
このブログを書いているのも、そんな思いが反動になって出てきているのだろうなと思っています。
自分が信じる道と自分を信じること
でもそれで良いとも思っています。
星野源さんが俳優業も音楽業も執筆業も手にかけ、時にはどれか1つに絞るように勧められながらも、それでもやりたいことをやり続け、遅くはなったけど大きな花を咲かせたように、自分が信じるものすべてに向き合い、いつか自分の芽も花開く日が来ると信じて続けることが何より大事なはずだから。
「サポート役」という世間のイメージに囚われることなく、自分で何かをつかみ取ることを諦めずにいたい。
自分自身ならそれが達成できると信じ続けたい。
今はそんな風に思っています。