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「職業に貴賤無し」という意識

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「職業に貴賤無し」という意識

「職業に貴賤無し」という意識を常に持っていたい

「職業に貴賤無し」という意識を常に持っていたいと考えています。

この意識は持っているか持っていないかの二者択一ではなく、グラデーションの中でどのあたりに位置しているか、と表現する方が感覚的にしっくりくるのですが、いずれにしても仕事そのものに貴賤はないと私は考えていて、今後もそうありたいと思っています。

 

逆を言うと、職業に貴賤があると考えている人とはなかなか相容れないな、とも思います。

この意識は仕事をしていると如実に現れると思います。

 

外部業者を「使う」と表現したり、高いお金を払っているんだから寝る前も惜しんでやってもらうのが当たり前。

タクシーや飲食店の店員の方への態度が悪い。

 

残念ながらそんな風に考えたり対応したりする人がいることを、これまでの社会人生活で見てきました。

そういう人と接するたびに思うのは、「こういう人とは仕事をしたくないな」ということです。

 

自分がお金を支払ってもらう側になった時にも、そういった態度を取られる可能性が高いからです。

本人が意識しているかどうかはわかりませんが、こういった意識は言動の端々に現れてきてしまうものです。

そんな時にはそれを反面教師に、自分を戒める機会にしています。

 

職業に貴賤はないが、人の心のありように差はある

繰り返しになりますが私は職業に貴賤はないと思っています。

どんな仕事であれその仕事に誇りをもって真面目に取り組んでいる人を見ると、それはとても貴い仕事であり素晴らしい人だなと思わずにはいられません。

一方で、どんな仕事であっても仕事に対する思いや人に対する思いやりがない人を見ると、残念な気持ちになりますし、やはり自分が周囲からそう思われないように常に背筋を伸ばしていたいものです。

 

長い人生を生きれいれば良い時も悪い時も当然あります。

ですが、どんな時にも自分に接してくれる人たちには、感謝や思いやりの心をわすれずにいたいと思います。

その人がどんな職業の人であろうと。