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言葉遣い
仕事では常に敬語を使う
我々会計士の多くは合格後監査法人に入社するが、合格時の年齢がバラバラなこともあって、入社後は上司、部下、先輩、後輩あまり関係なく、みんな敬語を使って話す。
そんな環境に初めは違和感があったのかもしれないが、今となってはそんな環境が当たり前になってよかったと思う。
敬意をもっていれば自然と敬語になる
社会人にもなれば、相手が誰であろうと敬語で話すのが当たり前だと思う。
どんな人にでも敬意をもって接するべきだし、そういう対応をしてもらえた方が自分だって気分が良い。
ため口=見下す
ため口を使うということは、相手のことを下に見ていることに他ならないわけだが、普段仕事をするうえでどんな立場にあろうと、相手を下に見て良い時などあるわけがない。
もしそんなことができると思っているのなら、勘違いも甚だしい。
さらに、これまでは会社によっては、上司と部下、あるいは、先輩と後輩、という間柄ではため口を使うこともあっただろうが、転職が当たり前になり年功序列が崩れた今、いつ立場が逆転するかもわからない中で、ため口を使うというのはリスクが高い。
それは、社内に限らず社外に対しても同様か、それ以上に気を遣うべきだ。
仕事の発注側、受注側、という間柄に上下関係等ないのにもかかわらずため口を使うという意味をよくよく考える必要がある。
親しみを込めたつもりでも、相手がどう受け取るかは相手の自由だ。
仕事の存続にもかかわる可能性があるし、なにより人として、人間性として問題があるという烙印を押される(社内からも社外からも)。
言葉遣いはその人の人間性をあらわす
言葉遣いというのは良くも悪くも人間性が非常に出るポイントだと思う。
どんな立場の人に対しても敬意をもった言葉遣いができるかどうかが、その人の人間性であり、あるいは育ちの良さ、とも言えるものだろう。