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価値観の違いを認める時代の生き方
多様性を認めること
日本でも以前に比べて多様性が認められるようになってきましたよね。
価値観は多様化させるものではなく、多様なものをすべて認めよう、という方が健全な気がします(法律に触れない範囲で)。
男の人が女装したり化粧をしたりといったYou tuberなんかも増えてきたし、女性がムダ毛をそらないなんていう方がテレビで紹介されたりしていました。
こういう価値観も現代になって新しく生まれたのではなく、ずっと前からあったけど表に出ることがなかった(出すことができなかった)だけなんだと思います。
そうやって価値観の多様性を認めるになると、友人や知人と、家族でさえも価値観がピッタリ合うなんてことは皆無だということに気づきます。
だからこそ価値観が違うことを認め合い、尊重し合うことが大切です。
価値観から人と繋がる
相手に無理をして合わせる必要はなくて、一人ひとりがいくつもの価値観をもち、そのうちの1つでも部分的に合うところがあればそこで繋がりをもっていれば良いと思います。
1人の人と深い関係を築くことももちろん素敵なことですが、そんな人とだってすべての価値観が合うことはありません。
Aさんとは「この」価値観はあうけど、「その」価値観は合わないな、ということがあれば「その」分野では「その」価値観が合う人と接点を持てば良いのです。
すべてが合う人はいないし、すべてを合わせる必要もない、という前提にたって色々な人と接点を増やしていければ楽しみも増えていきます。
自分の価値観に気づくこと
そこで重要になるのは、自分の価値観に気づくことです。
何が好きで何が嫌いか、得意なことは何なのか苦手なことは何なのか、自分を良く知る程楽しみが増えるし、人との繋がりも増えていきます。
もう自分のことはよく理解している、という人もいるかもしれませんが、果たして本当にそうでしょうか?
私は自分の価値観をすべて理解できている人などいないと思っています。
歳を重ねることで、経験が増えていくことで、新しい自分に出逢えることがきっとあるはずです。
しかし、自分を深く理解できている人もいれば、浅くしか理解できていない人もいます。
そしてそれは経験の多寡に依拠するものだと思います。
だから自分の価値観を深く理解するためには、思い込みや常識を取っ払い色々なことに手を出してみるのが一番でしょう。
また本を読み、旅をし、人に会い、多くの価値観に触れてみることでわかることが数え切れない程あるはずです。
見聞きすることと、実際に体験してみることでは感じられることにも大きな違いがあるし、やってみる前とやってみた後とでは感じることも違うでしょう。
とにかく肌で感じることでしか味わえない感覚を1つでも多くしていくことが、自分の価値観を理解するための近道です。
スケジュールを仕事で埋め尽くすのも悪くないかもしれませんが、本を読み、旅をし、人とあう時間を忘れずにいたいものです。