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投資とギャンブルを混同しない

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投資とギャンブルを混同しない

投資とギャンブルの違い

「投資」「ギャンブル」、よくわからないまま始めるとこの2つの境界線は非常に曖昧だと思います。

私はこれまで「ギャンブル」で200万円以上の損失を出しています。

今でこそ株式投資で過去の損失分くらいは利益が出たのでなんとか平穏を保つことができていますが、多額の損失を出した当時はなにがなんだかわからなくなり、現実逃避したい気持ちになったことを覚えています。

 

だからこそ「投資」と「ギャンブル」、2つの境界線が曖昧なままだと非常に危険です。

 

株、仮想通貨、外貨、金(ゴールド)、原油、等など投資対象となるものはいくつもありますが、その方法次第ではギャンブルに足を踏み入れることになる、ということはしっかりと認識し、ギャンブルには一切手を出さないことが非常に大切です。

 

投資とギャンブルの定義

では、投資とギャンブルの違いは何でしょうか?

持論ですが、投資とギャンブルの定義は人によって異なります。

 

私の場合、以下のものはギャンブルと定義し一切手を出さないことにしました。

・外貨FX

・仮想通貨FX

・株の信用取引

・株の空売り

 

いずれもハイリスクハイリターンであり、特にFXや信用取引は強制ロスカットがあるため、投資という概念とは大きくかけ離れているものだと今は思っています。

 

特に監査法人勤務時代は原則個別株を買うことができなかったのもあり、外貨FXに手を出し、ろくに勉強もしないままポンド/円のロングポジション(要はポンドを買ってる状態)をもったままブレグジットが可決、一気に円高に振れ大損を計上しました。

 

またFXはゼロサムゲームと呼ばれ、誰かが得をするということは誰かが損をしているということであり、つまりは利益の奪い合いゲームということです。

この場合、多額の資金を保有している人が圧倒的に有利であるため、個人投資家が長期的に安定して利益を生むのは難しいと言われています。

 

一方私は投資を「これから伸びていくと考えているものに資金を投下すること」と定義しています。

 

現在は株と仮想通貨の現物だけ

というわけで、私は現在では株の現物取引と仮想通貨の現物取引しかやっていません。

最近は仮想通貨が良くも悪くもかなり目立っていて、興味がある人も多いと思います。

ただ、株でも仮想通貨でも投資として始めるなら、絶対に「現物」でやることをオススメします。

 

特に仮想通貨のFXはボラティリティ(値動きの変動幅)が大きいため、不用意に手を出すとあっという間に資金が解けてしまいます。

 

中長期で保有することを前提に

繰り返しになりますが、投資の基本は「これから伸びていく」と考えられるものに、お金を投入することです。

だから多少の値下がりがあっても気にせずある程度中長期的に保有し続けることを前提に「投資」します。

 

ルールを守ること

だからこそ、多少の値下がりがあった時に強制ロスカットされてしまう信用取引やFXはやならいと決めました。

そして投資において一番大事なことはルールを守り続けることです。

ルールを変更することを否定するものではありませんが、一度決めたルールは絶対に守る必要があります。

 

特にITバブル崩壊やリーマンショックを経験していない(投資という意味で)こともあり、ついつい欲張りたくなる気持ちが出てしまいがちですが資金の大半を失ってしまうような状況には絶対にならないようにすることを最優先すべきと肝に銘じています。

 

ギャンブルが悪いとは全く思っていません。

ハイリスクだけどハイリターンを狙ってFXや信用取引を行うことを否定することもありません。

 

ただし、「投資」「ギャンブル」を混同してしまわないようにだけ注意しましょう。

投資をすると言って、FXや信用取引を行うのは非常に危険な行為です。」