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投資信託のポートフォリオを見直す話

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投資信託のポートフォリオを見直す話

現在の投資信託のポートフォリオ

今年の夏から投資信託の積立を始めました。

個別株もやりつつ、安定的に資産運用もちゃんとやっておこうと思ったので。

なんだかんだ投資信託の方がパフォーマンス良いよねって話も聞きますしね。

 

現在は毎月13万円分積立を行っていて、そのポートフォリオは以下の通りです。

全世界株式全米株式を中心に、あとは高配当株や新興国関連にも少し入れています。

日本株には特別積立を行っていなかったのですが、ここにきて以下の書籍を読んだのをきっかけに日本株の積立も行おうかと考えなおしています。

 

日本株の今後

日本は人口減少のフェーズに突入し、未曽有の高齢化社会に突入していることから、この先の株価の上昇はほとんど見込めないと思っていました。

ここ数年、多少の伸びはあっても、それも東京オリンピックまでであろうと。

 

しかしながら、今日、日経平均は29年ぶりに26,000円を超えました。

おそらくではありますが、東京オリンピックが開催されないリスクも織り込んだ上での価格だと思います。

 

世界的な金融緩和によって世界的にお金余り状態にあって、これまでの投資先として経済成長をけん引してきた中国はこのコロナをきっかけに投資先としての魅力を失いつつあります。

中国に投入されてきた資金はどこに向かうのでしょうか?

 

新興国のパフォーマンスは

10年程前にはBRICsがこれから大きな経済成長を遂げる国々として注目を浴びましたが、その中で目覚ましい発展を遂げたのは中国だけでした。

その他の新興国についても同様で、注目されながら大きな成長を遂げる国は未だにでてきません。

多くの新興国は「中所得国の罠」にかかり、そこから抜け出すことはできないのが現状です。

これは、いくら人口が多かろうとかつての日本や中国のように経済成長できるとは限らない、ということです。

 

目に見えた経済成長が見えていれば資金も流れていきますが、新興国の株価が大きく上昇している話は聞きません。

今はそうして余った資金は米国株を中心に、最近では暗号資産・仮想通貨に流れていっていますが、これから日本株にも流れてくる可能性が高い、というストーリーには一理あるように思います。

 

日本株の可能性

日本では強制的な法がない中で、コロナの被害がそこまで大きくならない民度の高さ(日本の民度はまだまだ低いと個人的には思うが、それでも諸外国に比べると相対的に高い)と、「安心・安全・健康」という魅力・武器があります。

そして、コロナをきっかけにリモートワークや多様な働き方の入り口への門戸が少しではありますが、開かれた感があります。

女性の活躍を、とうたいながら世界経済フォーラム(WEF)が2019年12月に発表した男女平等のランキングで日本は135か国中121位と過去最低でした。

さらに、2019年12月に日本生産性本部が発表した「労働生産性の国際比較2019」によると、日本の企業の労働生産性はOECDに加盟している36か国中21位で、主要先進国7か国中では最下位です。

人口の減少云々の問題は確かにありますが、このような状況がコロナによって見直されるのではあれば、まだまだ日本株にも可能性がありそうです。

 

というわけで、現状の毎月13万円の投資ポートフォリオに追加資金を投入しつつ、日本株にも数万円ほど振り分けてみようと考えています。

具体的に何を減らして、いくら追加資金を投入して、どれだけ日本株に振り分けるか、については決まっていませんが、それはまた改めてまとめたいと思います。

 

今回は、投資信託のポートフォリオに日本株を組み込む要因をまとめてみました。

参考になれば幸いです。

 

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