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【感想文】NNNドキュメント’21「人生は…ジグソーパズル」

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【感想文】NNNドキュメント’21「人生は…ジグソーパズル」

NNNドキュメント’21「人生は…ジグソーパズル」

たまたまテレビをつけたらやっていた番組が衝撃的に良いコンテンツだったので感想を残しておこうと思います。

 

日本テレビで放送していたNNNドキュメント「人生は…ジグソーパズル」というドキュメンタリーです。

調べてみると今回放送された回(2021年2月28日深夜)の制作はくまもと県民テレビ

 

大家族の素敵なお話

舞台は熊本県で暮らす七男三女の大家族、岸家のお話。

 

これまで大家族系の番組はあまり興味がわかずしっかり見たことはなかったのですが、今回は偶然見かけただけなのに

見た瞬間に心をグッとつかまれました。

 

こんなこと書くとブログ書く意味どうなってんねん、ていう話ですが、本当に番組を見たら一目瞭然。

こんな素敵な家族あるんだ、大家族でも(金銭的な余裕や、空間的な余裕、時間的な余裕がない、という意味で)こんな素敵な家庭が築けるんだ、と驚きと感動に包まれました。

 

番組つけてしばらくしたら、番組終わるまでずっと泣けてくる感じ。

涙がずっとまぶたにたまってる。

こんなに家族の絆が感じられる家庭は見たことない、って感じる程。

 

そうやって感じるのは何故なのか。

 

正しいかどうかはわからないですが、私なりの答えは一言で言うなら「笑顔」です。

ご両親の笑顔がこの家族のすべてを物語っているように思えてなりませんでした。

 

大家族の固定観念

これまでの大家族のイメージは、あまりお金がなくて、家も手狭で、子供たちもなかなかいう事を聞かないから両親が声を荒げたり、しかめ面をしていたり、子供が反抗的な態度をとったり、子供同士でケンカをしたりというものでした。

 

しかしながら、今日見た大家族の岸家はあきからにそういったこれまでの大家族のイメージとはかけ離れたものでした。

 

両親が笑顔で映っている時間がほとんどで、怒ったり怒鳴ったりなどしておらず、子供たちもみんな笑顔で兄弟がお互いを思いやっているのが見て取れます。

それはテレビ用に取り繕ったものではないことは、子供たちの雰囲気からも明らかでした。

 

大人であればテレビ用に取り繕うことはできたとしても、小さい子供たちにそんなことはできるはずがないからです。

おそらく贅沢などできなかったであろう10人の子供たちはみんな立派な大人になっていたように見えました。たかだか1時間程度の番組を見ただけですが、それでも伝わってくるのはあります。特に家族が大好きだと話す次女(三女だったかも?)が印象的でした。

 

ご両親の笑顔

そんな家族を構成しているのは間違いなく両親の「笑顔」だったと思います。こんなに笑顔でいれるのか、というくらいの笑顔が本当に印象に残っています。

自分にもいつか子供が出来て家族が増えたときには、こんな家庭にしたいと心から思える、そんな光景でした。

この番組で家族の絆の素晴らしさをより深く知ることができたように思うのです。

 

家が全焼した時も、大地震が襲った時も、ご両親が笑顔だからか、子供たちもみんな笑顔だったように思います。

もちろん画面には映らない苦労は数え切れないほどあったのでしょうが、それもすべて笑顔で立ち向かい乗り越えてきたのだろうなと思います。

 

金銭的な余裕がなくても、空間的な余裕がなくても、時間的な余裕がなくても、それでも笑顔で家族を大切にし、家族との絆を大切に生きていけば幸せが、いや、家族との時間そのものが幸せなんだということを学んだ気がします。

 

足りないモノに目を向ければいつまでも満たされることはないけれど、今自分が手にしているものに目を向ければ、どれだけ幸せなのかを知ることができるんだと思います。

 

人生はジグソーパズル

最後に岸家のお母さんは言います。

どんなにつらいことも幸せの入り口、今振り返れば大変なことも幸せになるための入り口だったと思えることが沢山あった、だから人生で起こることは、ジグソーパズルのピースがすべて必要なように、すべて必要なものだったと。

 

まだ見ていない人は是非再放送を。