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人と自分を比べない技術ってあるのだろうか
絶対的なものと相対的なもの
人と比べているうちは本当に幸せだと思える瞬間は来ないんじゃないか、そんな風に考える時がある。
公認会計士になり、はじめのうちは苦労もしたし今も苦労がないわけじゃないけど、労働時間は一般的に見れば相当少ない方だし、そんな中でもそれなりの暮らしを送れている。
結婚もできたし、多くはないけど友人にも恵まれ、適度に楽しめる趣味もある。
お金持ちではないけど、仮に仕事が全くなくなっても数年間は暮らせる程度の資産も築けた。
自分を客観的に見ることの大切さ
これだけ恵まれていて何が不満なんだろうか、と自問自答する。
客観的に見たら(こんな風に文字にしてあらたまって考えたことはなかった)十分に幸せな暮らしじゃないか。
会計士の受験勉強をしていたころの自分が見たら、うらやむような暮らしにも思える。
それでも心の中にはまだまだ満たされない気持ちがあって、大きくあぐらをかいて居座っている。
多分それは上には上がいてそんな人たちを自分を比べてしまうからなんだと、薄々感じている。
上ってなんだと思うのだけども、どこかで他人と自分を比較して上下を付けてしまっているのだろう。
人との比較ではなく過去の自分と比べる
人との比較ではなく、自分の心の奥深くで根源的に渇望している「何か」に素直に向き合って、幸せに真正面に向き合って進んでいきたい。
2021年は仕事での飛躍に加え、心の成長を感じられる1年にしたい。
それは決して人との比較ではなく、過去の自分と比べ、一歩でも二歩でも前に進んでいられるように。
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