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「叱る」ということはすごいエネルギーが必要

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「叱る」ということはすごいエネルギーが必要

「叱る」は難しい

お笑い芸人のロザンがYou tubeで、叱ることと褒めることについて語った回がありました。

https://youtu.be/W_4kTnTBgXw

 

宇治原さんは叱ったことがほとんどなくて、それは「おこがましい」という気持ちが強いからだそうです。

思い返せば私も「叱る」という経験をしたことがほとんどありません。

 

叱っていただろうか?

「叱る」ということ行為は非常に難しく、大きなエネルギーを要するものだと思っています。

「叱る」という言葉を聞くと、なぜか真っ先に思い浮かぶのが、少年スポーツを教える監督やコーチの姿です。

 

「叱る」と「怒る」は似て非なるもの

時に怒声交じりで少年たちに声をあげる大人たち。

本当に叱っているのだろうか?と頭をかしげたくなる場面も少なくありません。

叱る、ということと、怒る、という行為を区分するものは何でしょうか?

 

怒りに任せて自分よりも若輩の人にきつく当たることを「叱る」とは言いません。

 

「叱る」スキル

「叱る」という行為に正解はないにしても、教育者や人の上に立つものは「叱る」というスキル(スキルという言葉は少し違和感ありますが)をしっかり身に着ける必要があるように思います。

 

30歳という若さで死刑により命を落とした吉田松陰は、松下村塾の約2年間で高杉晋作や伊藤博文、山形有朋等、歴史に大きな影響を与えた人物に指導したと言われています。

おそらく「叱る」というスキルも高いものを持ち合わせていたのだと思います。

 

今は人を「叱る」必要すらない生活ですが、もし、自分がそういう立場になった時にはそれなりの覚悟をもって、そして、それを行うに資する人物であるように、と戒めたい。

 

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