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仕事の差はサービス精神の差
サービス精神が左右するもの
仕事ができるとかできないとかって話はつまるところ「サービス精神」の差なんじゃないかと思います。
仕事は基本的に結果で評価されるべきだし、頑張ったから結果が伴わなくてもOKなんて話は勿論ないんだけど、仕事の結果はサービス精神の有無で相当差が出ますよね。
仕事の本質はサービス精神
努力≠仕事の結果 であるように、努力≠サービス精神だし、仕事の結果≒サービス精神、とは言えるんじゃないかなぁ。
相手が求めるものを提供するというのが仕事の本質であるなら、それはまさにサービス精神そのものだし、そこには能力やスキルの違いとか経験とか人脈とか、そういった要素は関係しえないところだと思います。
能力に関しては関係あるだろってツッコミも当然あるだろうし、人脈や経験もそうかもしれません。
たとえば、年収1億円あげるから、ダウンタウンの松本人志レベルの笑いを提供してくれ、と言われたらそりゃ能力もスキルもないし、松本人志を連れてくる人脈もないのだけど、多くの仕事(おそらく95%くらい)はそういう替えがきかない仕事ではないじゃないですか。
だとすればほとんどのことはサービス精神で説明がつくはず。
サービス精神は強制されるものではない
ただし、ここで注意したいのはサービス精神はあくまで自発的に持つものであって強制されるものではないということです。
サービスを強制させられると結局ブラック企業化し、搾取されてしまうので。
そうではなくて、自発的にサービス精神を持つことからすべてはスタートすべきなんです。
クライアントが何をもとめているか、要求に対して+αできるものはないか、それを考えることが仕事の本質で、本当のサービスのはずです。
サービス精神なき能力は無意味
能力やスキルは関係ないとい述べたのは、サービス精神がなければ、どれだけ能力やスキルがあっても持ち腐れになるだけだからです。
むしろサービス精神から端を発したアイデアがあれば、能力はスキルは自ずとついてきます。
そうやって今の自分にないものを、自分の発想から追加していく作業をスキルアップと言うんじゃないでしょうか。
最後に
私は公認会計士として仕事をしていますが、一般的に優秀だと言われている会計士でもサービス精神がない人は総じて周囲の評価が低いですし、時間が経つにつれ差は広がるばかりです。これはきっとサービス精神がないが故に能力もスキルも磨かれないが故のものでしょう。
逆に言えば、サービス精神をしっかり持っていればそれだけで仕事の評価はあがります。
私自身、勉強熱心でもないし、英語が話せるわけでもない、高学歴でもないし、しゃべりが達者なわけでもありません。
それでも独立してなんとかやっていけているのは人よりも少しだけ「サービス精神」をもっているからだと思います。