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【映画】ブックスマートを観たらセンチメンタルな気分になった話

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【映画】ブックスマートを観たらセンチメンタルな気分になった話

ブックスマート観てきました

遅ればせながら今日丸の内TOEIでブックスマートを観てきました。

評判が良かったので期待して観に行ったのですが、1,800円払って観る価値あり、です。

※あらすじ紹介やネタバレ等ある(かもしれない)のでご注意を。

 

あらすじ

高校生活を勉強だけにささげてきた二人組の女子高生。

有名大学に合格するも、勉強以外も楽しんできた人たちも同様の、あるいはそれ以上の大学へ合格していたことを知り、高校生活の最後に一花咲かせようとパーティーに参加して・・・という話。

 

ちなみに、タイトルのブックスマート、Books Martだと思っていたらBook Smartでした。

頭でっかち的な意味合いだそう(本だけ読んで賢くなった、みたいなニュアンスだと思います)。

 

感想

発想や着眼点はよくあるものだと思うし、テーマ自体に飛びぬけたアイデアがあるわけではないと思います。

しかしながら、約100分の中にコミカルな要素と若い時にありがちな過ち、そしてそこからの気づきをうまい具合にバランスさせつつ盛り込んでいたな、という印象を受けました。

 

10代や学生の時には、どうしたって世界観が狭くなってしまって取るに足らないことにこだわってしまい、本質的なところを見失ってしまい易い。

それでも、勇気を振り絞って前に進み、学生のうちに大事なことに気づくことができた二人はとても輝いていて素晴らしかった。

 

これを観てどう思うかは人それぞれだけど、あの2人と同世代の人たちがこれを観て何かを感じ前に進むことができたとしたら、そんな素敵なことはないでしょう。

 

そんなことを大人になったからこそ思えるようになったのかな、なんて気もしますけどね。

 

余談

学生時代はとにかく「こうあるべき」みたいなありもしない基準のようなものに縛られ、自分を誰かと比較しては、自分の足りないものにばかり目を向けていたな、なんてことを思い出してセンチメンタルな気分になりました。

と、同時に、学生時代はかけがえない宝物だけど、大人になって良かったなぁ、としみじみ思いました。

 

今日の毎日一新

Focacceria la Brianza(フォカッチェリア ラ ブリアンツァ)