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劇場版 ヴァイオレット・エヴァーガーデン

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劇場版 ヴァイオレット・エヴァーガーデン

劇場版 ヴァイオレット・エヴァーガーデン

観てきました、「劇場版 ヴァイオレット・エヴァーガーデン」。

一言でいえば、泣ける映画。

話題になるのもうなずける作品でした。

 

アニメには詳しくないし、前情報もほとんど持たず評判が良いという噂だけを頼りに観てきました。

京都アニメーション作品だということも知らず、そういえば多分だけど京都アニメーション作品を観たのも初めてな気がします。

 

TV放送版は観ていないし、TV版を観てからが良いという意見もネットにはありましたが、TV版を観る事はないだろうなと思い、それなら劇場版だけでも観てみようと。

 

感想

上述したとおり、とにかく泣ける映画。

TV版を知らない私は最初の30分くらいは状況理解するためにあれこれ考えながら観ていましたが、気づいた時には夢中になっていました。

素直になれない人間の性(さが)と人を思う気持ちが、様々な角度と手法で描かれていて当たり前の日常を慈しみたくなります。

「孝行のしたい時分に親はなし」とは言いますが、親に限らず大切な人たちにはいつだって「ごめんね」と「ありがとう」を言える素直さと勇気を持っていたいと思いました。

そして、言葉を届けることが容易ではなかった時代の言葉の重みは現代とは明らかに違う熱を持っていて、それが良いとか悪いとかではないのだけど、スタンプ1つで伝えるだけでなく(それでも伝えないよりは良いのだけど)時には時間をかけて自分なりの言葉を紡ぎだす行為とその時間は尊いものであり愛おしいものであると気づかせてくれました。

 

失って初めて気づくことがあるというのを私たちは現実で思い知るのだけど、作品の中では時に失う前に気づくことがあって、それは見ようによってはご都合主義なのかもしれないけれど、誰か1人でも後悔しないように背中を押してくれているのだと思います。

 

最後に

TV版を観てからが良いという意見はその通りだと思うし、TV版を観ていなくても楽しめる、という意見もまたその通りだと思います。

観れるならTV版を観てからの方が楽しめるのは間違いないと思うので(観ていないですが、わかります)、検討中の方はまずはネットフリックスへ。

どうしても映画館で、という方はそろそろ終わってしまう劇場も多いっぽいのでお早目に。

 

今日の毎日一新

劇場版 ヴァイオレット・エヴァーガーデン

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