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終戦記念日
日本に生まれて良かった
今日は8月15日、つまり終戦記念日。
日本に生まれて良かったことといえば、圧倒的第一位なのが平和なことだと思う。
近隣の韓国でさえ未だに北朝鮮との火種を抱えているし、香港ももはや穏やかさを失っている。
今の中国を見ていると香港は遅かれ早かれ中国に完全に飲み込まれてしまいそうだし、そうなったら台湾もいずれ同じような問題がくすぶるのではないかと思ってしまう。
そういう意味で言えば、日本はかなり平穏な環境にあると思う。
沖縄や竹島、北方領土、拉致被害者の問題などはあるにしても、いずれも予定調和な応酬に終始し、おそらく私が生きている間は解決しないことだろう。
それはある意味、大きな火種にはならないことを意味していて、その程度の問題で済んでいることはむしろ恵まれていると思う(これらが取るに足らない小さい問題というわけでは勿論ない)。
過去に犠牲はあったが、今、世界の各地で起こるテロや紛争によって発生する死者は、少なくとも日本ではいない。
将来的に日本でもテロが起きる可能性も0ではないし、大きな問題に見舞われるかもしれないが、それでも国際的な武力に物を言わす戦争に巻き込まれることはないだろうと思っている。
「サピエンス全史」を読んで、その思いは強くなった。
だから、人類史上ここまで平和な時代はなかったとはよく言われるが、それなら平和ボケするのも無理はないだろう。
思い改める時
無理はないが、一方で、年に1度は平和であることに感謝し、過去を振り返り、記憶から悲しい過去があったことをなくさないようにすることも大事だと思う。
歴史は繰り返すというが、何があっても繰り返してはならない歴史というのもある。
そうやって歴史を振り返ったり、歴史を学びなおしたりする時、我々日本人によってはその時機が8月15日なのだろう。
そういえば靖国神社には今まで行ったことがないので、近いうちに一度行ってみよう。