お笑いのこと

キングオブコント2020!

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キングオブコント2020!

 キングオブコント2020、つい先ほど終わりましたね。

ネタバレあるので、まだ見ていない方はご注意ください。

 

ここ1年くらいで、以前よりもはるかにお笑いにはまり、今回のキングオブコントは今まで一番楽しみにしていました。

決勝進出10組中は9組知っていましたし、準決勝に進出したコンビ・トリオもほとんど知っていました。

個人的に応援していたダンビラムーチョやダイタク、わらふぢなるおは準決勝や準々決勝で敗退してしまいましたが、ニッポンの社長や空気階段等の若手コント師が決勝に進出していましたし、ジャンポケやGAG,ジャルジャル等のベテラン組達がどう出てくるのか、非常に楽しみでした。

 

そして、今、観終わった直後のホヤホヤの感想を1組1組、書いていきたいと思います。

偉そうに見えてしまうかもしれませんが、お笑いファンの一意見として見過して頂ければ幸いです。

 

滝音

まずはトップバッターの滝音

決勝進出10組の中で唯一名前を知らなかったコンビでした。

おそらく世間的にも決勝進出者の中で一番無名のコンビだったと思います。

にもかかわらずトップバッターというのはアンラッキーでしたね。

 

ネタは玄人受けするネタだったと思います。

よく練られていてさすがファイナリストっていう感じがしました。

 

審査員の点数445点。

個人的な点数90点。

 

爆発的な笑いや尻上がりに盛り上がる感じに欠けたので、この手のコンテストでガッツリ爪痕を残すというのは難しかったように思います。

 

GAG

続いて4年連続で決勝進出したGAG

4回目の正直じゃないですが、4年連続ともなるとこれまでの結果を覆すくらい爆発的な笑いを誘うネタを引っ提げてくるのではないか・・・そんな期待を持っていました。

が、割とスローなテンポで人格が入れ替わるという、ベタと言えばベタな展開。

面白かったのは面白かったのですが、これまでの延長線上にあるネタかな、という印象でした。

 

テクニックや見せ方、演技力は抜群だと思いますが、ネタの発想はもう1つだったかなと思いました。

 

審査員の点数445点。

個人的な91点。

 

 

ロングコートダディ

3組目はロングコートダディ

M-1でも過去に準決勝に残っていたので漫才師だと思っていたら、まさかのキングオブコントでファイナリスト!

 

そして、このキングオブコントで披露したネタがめちゃくちゃ面白かった!

 

たっぷり間を使ったネタだけど、構成がしっかりしているから、その間がおもしろい!

よく考えられたネタだと思いました。

オチも好きです。

点数はなぜか辛めでしたが、個人的にはかなり上位です。

 

審査員の点数446点。

個人的な点数94点。

 

 

空気階段

続いて4組目が空気階段

会場的には、最初に沸いたのが空気階段だったと思います。

 

普段のネタも見たことあって面白いことは知っていましたが、キングオブコントに向けてしっかりネタを仕上げてきた感がありました。

めちゃくちゃ面白かったです。

野球に例えるなら、変化球を何種類も使いつつストレートもかなり速いピッチャー。

 

ニューヨークより後の出番だったらもっと点数高かったかもしれません。

 

審査員の点数458点。

個人的な点数95点。

 

ジャルジャル

5組目はジャルジャル

今回の大本命。

You tubeで毎日コントを配信するという偉業を継続しており、球数が圧倒的に多い。

決勝初出場組の中から爆発的な笑いが生まれない限り、ジャルジャルが優勝するだろうな、という予想でした。

 

が、期待を裏切らず圧倒的な実力を見せつけてくれました。

個人的な好みで言えば、ジャルジャルはそこまで好きではないのですが、それでも大いに笑わせてもらいました。

 

この時点でジャルジャルは決勝の決勝の3組確実だなと思いました。

途中漫才かと思うくらい息がピッタリでテンポがよく、笑いの数も大きさもズバ抜けていました。

 

審査員の点数477点。

個人的な点数97点。

 

 

ザ・ギース

6組目は最年長コンビのザ・ギース

ベテランコント師、という印象が強く、久しぶりの決勝進出だったと思います(多分)。

 

かなり仕上がったネタなのだろうと思いましたが、個人的にはイマイチでした。

ベテランだからこそ、ベテランらしく圧倒的な実力を見せつけて欲しかったのですが、飛び道具で笑いを取っていたな、という印象(素人が偉そうにすみません)。

 

それでも会場はそれなりに受けており、審査員の点数もまずまずでした。

 

審査員の点数457点。

個人的な点数89点。

 

 

うるとらブギーズ

7組目は2019年キングオブコント準優勝のうるとらブギーズ

去年輝かしい成績を残していたので否が応でもハードルがあがりますが、準優勝は伊達ではないところを見せてくれたと思います。

 

個人的には非常に面白かったのですが、会場のウケや審査員の点数が振るわなかったのは、フリからボケの落差があまり出せなかったからでしょうか。

もっとやりすぎなくらいやっていたら、もっと点数は高かったのかもしれませんん。

 

審査員の点数440点。

個人的な点数92点。

 

 

ニッポンの社長

8組目は待ってましたニッポンの社長

世間一般的にはまだあまり知られていないように思いますが、ひょんなことから彼らを知り、コントや漫才をyou tubeで見たときからめちゃくちゃ期待していました。

いくつかおもしろいネタを知っていたので、どのネタで来るのだろうと思っていたら全く知らないコントでした。

が、これまでのすべてのネタをうわ回る会心のネタでした。

 

ネタ前のVTRで優勝するためのネタを持ってきた、という趣旨の発言をしていましたが、本当にその通りだったと思います。

 

圧倒的な爆発力!

コンテストはこうでなくちゃ!

完全にこれは来た!と思いましたね。

このちょっと狂気じみた感じは、にゃんこスターやどぶろっくの1st roundに似たものがあったと思います。

 

しかしながら、まさかの点数。

残念としか言いようがありません。

個人的には圧倒的な、とびぬけて1位だったので、どうしてこんな偏った審査になったのだろうと複雑な気持ちになりました。

 

審査員の点数454点。

個人的な点数99点。

 

 

ニューヨーク

9組目は言わずと知れた(?)ニューヨーク

去年のM-1決勝進出から徐々に露出も増えてきて、ここにきてキングオブコントの決勝です。

ニューヨークのコントはこれまでいくつも見てきたのでなんとなく予想はついていました。

そして、内容も結果もなんとなくの予想の範疇でした(笑)。

 

ニューヨークは芸歴もあるし、どのネタも良くできて面白い。

ただ、優勝をかっさらえるような爆発的な笑いを起こせるかどうか、が重要なポイントだったと思います。

 

数あるネタの中で、手数も多く尻上がりに面白くなるネタを選んでしっかりやり切った結果が今回の高得点につながったと思います。

 

審査員の点数461点。

個人的な点数94点。

 

 

ジャングルポケット

そして最後の10組目がジャングルポケット。

ジャルジャルの次に可能性を感じていたのがジャングルポケットでした。

 

ここ数年で、おたけが完全に開花し、トリオして過去最高の輝きを放っていますし、過去これまでのKOCのネタも良かったのでものすごく期待がもてます。

 

しかしながら、どこかうまくかみ合わない感じがあり、大きなウケはなかったように思います。

設楽さんのコメントが非常に的を射ていたように思いました。

売れっ子なだけに、忙しくて仕上げきれなかったのかもしれません。

 

審査員の点数454点。

個人的な点数91点。

 

 

というわけで、決勝の決勝3組に残ったのはジャルジャルニューヨーク空気階段の3組でした。

個人的なトップ3は、ニッポンの社長ジャルジャル空気階段ロングコートダディも捨てがたい!)。

 

 

決勝の決勝は・・・

キングオブコントの決勝の決勝はやっぱり緊張感もあるし2本目なのもあって例年通り(?)ちょっと重た目だったかなと思います。

3組とも面白かった!けど、3組とも1本目の方が面白かった、というのが個人的な感想です。

 

ニッポンの社長には2本目やってほしかったな、という心残りはありますが、また来年楽しみしています!

芸人の皆さんありがとうございました!

 

ジャルジャル優勝おめでとうございます!

 

 

今日の毎日一新

クオーレドーロ

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