Contents
安請け合いはしない
安請け合いはしないようにしよう
独立した会計士や税理士、あるいはその他の職種の個人事業主やフリーランスにも言えることですが、仕事を受ける時に安請け合いはしないようにしましょう。
これは私が実際に安請け合いしてしまった反省があるので、皆さんにも気を付けてもらいたい点です。
実体験として初めて受注した仕事の単価は格安
私は今やっている仕事の請求レート(時間チャージで請求しています)の2/3くらいの金額で初めての仕事を請け負いました。
今の請求レートも私としては少し安めだと思っているので、当時のレートは本当に格安でした。
ただ独立した当初はたいした経験もないため、それくらいでも仕事がもらえるなら、と思って請けてしまうんですよね。
でも皆さんはそこをグッとこらえましょう。
安請け合いしてはいけない理由
それはなぜか。
リソースの問題
一回その仕事を受けてしまうと、個人でやっている場合その仕事でほとんどのスケジュールが埋め作れてしまうリスクが高いです。
そうするとその仕事からの収入に依存してしまうようになります。
すると、新しい仕事が高単価で取れるチャンスをリソース不足で失うことになります。
一度受けた仕事は簡単に辞められない
また、一度受けた仕事はそう簡単に辞められません。
単価が安いからもうこの仕事辞めます。
そんなこと言ってしまった日には信頼を一瞬で失います。
受けた仕事は責任をもってやりぬかなければいけませんから、安請け合いすると長期的に金銭的にも心身的にも負担になります。
値上げの心理的ハードルは高い
じゃあ値上げすればいいじゃないか、と思うかもしれませんが、値上げの要請もそうそう簡単にできるものではありません。
値上げが必要になるのなら最初からその金額で請けた方が絶対に良いです。
先方との信頼関係がしっかり築けていれば問題なくいくかもしれませんが、仕事を受けてたいした期間も空けずに値上げ要請となれば信頼関係を傷つける可能性もあります。
まとめ
専門職やフリーランスなどにおける自分の適性単価というのを見つけるのはなかなか難しいことではあります。
ある程度の経験を積んで見えてくるものでもあるでしょう。
しかしながら、最初に訂正価格を大きく下回る価格で受注してしまうと、その結果被る影響は小さくありません。
業界の相場等もしっかり下調べしたうえで、自分の単価を提示できるよう準備したいところです。