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【少子高齢化】誰も経験したことのない未来
不可避の人口減少
これから我々日本人は誰も経験したことのない未来を生きていくらしいですよ。
そんなの世界中誰もが同じだろって、そんな風に思うかもしれませんが、日本の少子高齢化は世界のどこをとってみても未曽有の事態だって話です。
具体的な数値でみると、2015年の日本の人口が1億2,709万人、2053年には1億人を割って、2065年には8,808万人まで減ると予想されています。
具体的な未来の予想図を思い描くことは難しいですが、人口の推移はかなり確度が高いと言われているので、大きく乖離することはないでしょう。
1億人を切る日本の人口
今から30年後くらいには日本の人口が1億人をきるって、想像つきます?
今の東京の人口が1,400万人程度なので、東京2つ分くらい日本から人がいなくなるわけです。
これはどう考えてもやばいです。
やばいって表現、馬鹿みたいですけど、馬鹿でもわかるくらいやばいです。
AIができる仕事はやらない
いくらAIやらITやらが進化して人の仕事を奪うっていったって、東京2つ分も人がいなくなる分をカバーできると思いますか?
今はAIに仕事が奪われる心配をするより、むしろ労働の供給量不足を心配する方がしかるべき姿勢でしょう。
AIに仕事を奪われる心配する前に、どんどんAIに置き換えられるものは置き換えていかないと経済は回らなくなりそうです。
お金があっても解決できない問題
それから、それだけ人がいなくなると今までお金で解決できた問題すら解決できなくなる可能性があります。
電車やバスに乗ったり、荷物を届けてもらったり、治療してもらったり、今は当たり前に享受できていることが、お金があってもサービスを受け取ることができなくなる可能性があるわけです。
そういう未来を考えるとこれからどうやって生活していけば良いか、ベストではないかもしれないけどベターな答えが見えてきた気がします。
これからどう生きるか
まず、地方の多くはこれから人口減を受けてますます過疎化が進むでしょうから、公共のサービスも満足に受けられなくなる可能性が高いので、自ずと人が住みにくくなります。
一方で東京はコロナ禍であっても不動産価格は高く、またリモートワーク等が進むことによって東京に住居を構える必然性が低くなってきています。
そうすると、東京近郊の神奈川や千葉、埼玉あたりのある程度栄えている街や、大阪、仙台、札幌、名古屋、福岡等の政令指定都市の人口はこれから増えてくる可能性が高そうです。
少なくとも大きく減ることはなさそうです。
不動産価格も少しあがるかもしれません。
そして人口が増えてくれば、インフラや公共サービスは強化され、今よりも住みやすくなるかもしれません。
東京近郊であれば、リモートワークが強化されてオフィスに出社する必要性が低くなるとは言え、時々出社しなければいけなくなった時にも対応しやすいのもメリットでしょう。
色々と書きましたが、一番重要なのはやっぱりお金を払えばちゃんとサービスが受けられる場所であるかどうか、ということです。
人口が減少すれば、財政破綻する地方自治体は確実に増えていくでしょう。
今は当たり前に享受できているサービスが、当たり前じゃなくなる時が、そんなに遠くない未来に必ず訪れます。
人口減少の影響は、明日あさって突然訪れるものではないですが、収入と支出のバランスをとりつつ快適に生活を続けられる環境を探すことは今のうちから考えておいた方が良さそうです。
徐々に徐々に変化を受け入れていきましょう。
今日の毎日一新
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