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最強の働き方の答えなんてなくね?って話
最強の働き方とは?
本屋をふらふらしながら物色していたら「最強の働き方」なんていうタイトルの本があった。
見た瞬間「そんなもんねぇよ」、と心の中でツッコミを入れつつ、でももしかしたら私が汲んだ意図とは違う事が書かれているのかも、と思い手に取ってパラパラめくってみる。
すると、ここでいう「最強の働き方」とは「最高の水準の仕事をするため」の方法を紹介している本のようだった。
多分だけど、非常に意識高い方々を対象にした本なんだろうなと思い、そこで本を閉じた。
(まだ/もう)30代も半ばだけど、ある程度の年数生きてきて、最強の働き方なんていうものは定義できないことだけは断言できる。
これをやれば確実に成果が出るとか、成功者はこんな習慣を持っているとか、参考にしてもあまり意味がない。
自分の道を知る
一番やるべきことは、「自分に最も合った働き方」、ひいては「自分に最も合った生き方」を知り、それを実践することだ。
誰かの背中を追いかけた先に、「最強の働き方」はないだろうし、そこに幸せは待っていないと思う。
出世競争を勝ち抜いていくことが、公認会計士として生きていく王道だと思っていた。
最初の3年くらいはそのためにそれなりに努力もしていた。
だけど、その生き方が自分には合っていないことを徐々に徐々に知るようになった。
そして、出世競争というレールから脱線することにした。
あの時は「逃げ」かもしれないと悩んだり、後ろ指さされていないか気になったりもしたけど、今では何とも思わなくなった。
今は自分の道を進んでいくのに精一杯(いっぱいいっぱい、ではなく)で、他のことは割とどうでもいい。
自分の道を歩いていくのにだって、当然障壁はある。
出世という壁ではないけど、登りがいのある壁だ。
自分のペースで
自分の道は一方通行でもなければ、一本だけとも限らない、常に揺蕩っているものだ。
時には焦り、時には他人の芝生が青く見えることもあるけど、自分のペースで一歩一歩確かめながら歩いていこうと思う。
今日の毎日一新
いちごのホワイトケーキ
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