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就職先を選ぶ時に採用してはいけないたった1つの基準
おはようざいます、こんにちは、こんばんは。
今回は、有名企業かどうかで就職先を選ぶな!という点についてお話したいと思います。
就職先・転職先の選択ミス
今、就職活動や転職活動をしている方、どこの企業を受けるべきか迷っていることでしょう。
そして、特にやりたいことや目指しているこもないから、とりあえず有名な企業をかたっぱしから受けてみようかな、なんて思っていないでしょうか?
私はこれは絶対的にオススメしません。
有名企業かどうかで選んではいけない理由
私はこれまで合計4社で働いてきましたが、選ぶ時にこれは失敗だったな、と思うことの1つに、会社が有名かどうか、あるいは、会社が大きいかどうか、ということがあります。
例えば、
ソニーに就職が決まった!
トヨタに就職が決まった!
Amazonに就職が決まった!
となれば、家族や恋人、友人たちはみんな喜んで、おめでとう!と言ってくれると思います。
私ももし自分がそんな企業に就職が決まったら、その時はきっとうれしくなって周囲の人たちに報告したくなると思います。
自分がソニーに勤めてるんだ!トヨタに勤めてるんだ!Amazonに勤めてるんだ!というのは確かに誇らしいでしょうが、その効用は一時的なものでしかありません。
私の場合は、新卒で東証一部の連結売上1兆円以上の会社に入社し、会計士になってからはBIG4と呼ばれる世界規模の会計事務所に就職しました。
当時は正直無名の会社に入っても意味がない!っていうくらいにまで思っていました。
なので、就職が決まった時は非常にうれしかった記憶がありますし、満足感も半端なかったです。
しかし・・・それは1年も経てば遠い記憶に変わりました。。
なぜそんなことになったのかと言えば、本当に自分がやりたいことにしっかり向き合えず、自分がどんな環境にあっているのか理解せず、ミーハーな気持ちを捨てられないままビッグネームを選んでしまったことにあります。
そして、安定や高収入を得たい、という下心もあったと思います。
しかし、就職してみればそこに自分が望んだ世界はありませんでした。
大きい組織になればなるほど、横並びで枠にはめ込まれるような世界が待っています。
例外はもちろんあるでしょうが、その傾向が強いことは間違いありません。
有名企業に就職することが悪いことだと言いたいわけではありません。
そこに本当に自分のやりたい仕事があるのか、自分がやりたいことがその会社で実現できるのか、あるいは、自分の働きやすい環境が整っているのか、ということをしっかり考えたうえで決めるべきだ、というのが私の今の考えです。
選ぶ時に重視したい基準
人によって重視する基準というのは違って当たり前なので、よくよく自己分析をしたうえで是非自分にあった企業を選んで就職先を決めて欲しいのです。
その一助になればと思い、参考までに私が今重要視している基準・環境と言うのをお伝えしたいと思います。
フレックスタイムや在宅ワークの制度が整っていて、かつ、しっかり運用されているか
この時世、自由な環境で働く人が増えているのにも関わらず働き方に多様性がない企業は柔軟性に欠ける会社と言わざるをえません。
満員電車等の通勤ストレスを緩和したり、自分の体や生活にあった習慣の中でベストなタイミングで働く時間を決めたり、家族との時間を大切にするための時間配分をしたり、といった選択が当然認められるべきです。
したがって、そういった自分の人生を大切にするために当たり前に認められるべき権利がしっかり認められる会社を慎重に見極めて欲しいと思います。
職場の環境が仕事に集中できる状況になっているか
職場が集中して仕事をできる環境になっているか、というのも非常に重要です。
しっかり成果を出して、かつ、ライフワークのバランスを整えるためには、職場の環境が整っていることが非常に大切です。
はっきりいって職場が人口密度が高すぎたり、汚かったり、雑談でうるさい環境では仕事に集中することなどできません。
楽しくのんびりみんなとおしゃべりしながら働きたい、という人には良いかもしれませんね。
そういう人たちに限って平気で残業してたりするので、職場が心地いい場所で特に他にやりたいこともないのでしょう。
ただ、私には絶望的にあいませんでした。
自分のやりたいこともしっかりやりつつ、仕事もちゃんと成果を出してキャリアップしたり自己成長していくためには、労働環境がしっかり整っているかどうかというのは非常に重要なファクターです。
今の労働環境
現在私はサラリーマンをしていた時よりもはるかにストレスフリーな環境で仕事をしています。
労働時間は忙しかった時に比べてだいぶ短くなりましたし、平日の昼間にこうしたブログを執筆する時間をとることもできています。
これは、私が公認会計士という資格をもっているからだ!とご指摘になる方もいるかもしれません。
ですが、私はそうは思いません。
なぜ、こういった働き方をしているかといえば、私がこういった働き方を選択したからですす。
おそらく私は公認会計士という資格を持っていなくても、遅かれ早かれ、こういったストレスをできるだけ排除した働き方を選んでいたと思います。
収入や企業の肩書、世間的な評価を気にし続けていたら、この今の働き方はなかったと思います。
まとめ
自分にあった条件・環境で仕事をするには勇気や思い切りが必要です。
なぜなら、周囲の(多くの人の)価値観と逆をいかなければならないからです。
足並みをそろえることを美徳としがちな我々日本人にとって、人と違うことをするには勇気が必要です。
ですが、自分の望む仕事をしたいのであればしっかり自分と向き合って自分の気持ちに素直になりましょう。
そしてその結果として出した答えが多くの人と違ったり、周囲の期待にそぐわないものだとしても、勇気をもって決断し、選択していきましょう。
このエントリーが、誰かの選択のお役に立てれば幸いです。