生活のこと

より良い人生とは何か

より良い人生とは何か

Think Clearly

今日は本屋で何かめぼしいものはないかと探していたらこの本が気になって目次を読んで、購入することにした。

まぁ話題になった本だけど、目次を見たら俄然読んでみたくなった。

こちらはAmazonに掲載されている目次の紹介。

【目次より】
・考えるより、行動しよう──「思考の飽和点」に達する前に始める
・なんでも柔軟に修正しよう──完璧な条件設定が存在しないわけ
・大事な決断をするときは、十分な選択肢を検討しよう──最初に「全体図」を把握する
・支払いを先にしよう──わざと「心の錯覚」を起こす
・戦略的に「頑固」になろう──「宣誓」することの強さを知る
・必要なテクノロジー以外は持たない──それは時間の短縮か? 浪費か?
・幸せを台無しにするような要因を取り除こう──問題を避けて手に入れる豊かさ
・謙虚さを心がけよう──あなたの成功は自ら手に入れたものではない
・自分の感情に従うのはやめよう──自分の気持ちから距離を置く方法
・ものごとを全体的にとらえよう──特定の要素だけを過大評価しない
・買い物は控えめにしよう──「モノ」より「経験」にお金を使ったほうがいい理由
・自分の向き不向きの境目をはっきりさせよう──「能力の輪」をつくる
・静かな生活を大事にしよう──冒険好きな人より、退屈な人のほうが成功する
・SNSの評価から離れよう──自分の中にある基準を見つける
・自分と波長の合う相手を選ぼう──自分は変えられても、他人は変えられない
・思い出づくりよりも、いまを大切にしよう──人生はアルバムとは違うわけ
・そそられるオファーが来たときの判断を誤らない──「尊厳の輪」をつくる その3
・性急に意見を述べるのはやめよう──意見がないほうが人生がよくなる理由
・嫉妬を上手にコントロールしよう──自分を他人と比較しない
・解決よりも、予防をしよう──賢明さとは「予防措置」をほどこすこと
・読書の仕方を変えてみよう──読書効果を最大限に引き出す方法
・「心の引き算」をしよう──自分の幸せに気づくための戦略
・形だけを模倣するのはやめよう──カーゴ・カルトの犠牲にならない
・組織に属さない人たちと交流を持とう──組織外の友人がもたらしてくれるもの
・期待を管理しよう──期待は少ないほうが幸せになれる
・本当に価値のあるものを見きわめよう──あらゆるものの90パーセントは無駄である
・自分を重要視しすぎないようにしよう──謙虚であることの利点
・自分の人生に集中しよう──誰かを「偉人」に仕立てあげるべきではない理由
・内なる成功を目指そう──物質的な成功より内面の充実のほうが大事なわけ
……など52章

 

 

そして、冒頭にはおおむねこんなことが書かれている。

 

人は2500年前から「よい人生」とは何かを考えて続けてきた。

生まれたからにはよりよい人生を送りたいが、そのためにはどうすれば良いのか?そもそも良い人生とは何なのか?

 

ずっと考え続けてきたにも関わらず答えは出ていない。

それは「究極のたった一つの答え」という幻想を追っているからだと。

そもそも人生はそんなにシンプルなものではないのだと。

 

そしてようやく最近になって、世界は複雑なものであるという事実が浸透してきた。

だから、この複雑な世界をうまく生き抜く処方箋をこの本で与えよう。

 

そして、それがこの本では「思考の道具箱」と呼ばれている。

目次と「はじめに」だけでも良書なのがわかる。

 

目次と「はじめに」から伝わってくるの筆者のメッセージ。

それは自分の人生を最優先に、幸せな人生を送ろう、だ。

 

そのために役立つ「思考の道具箱」の中にはいくつものエッセンスを詰め込んでくれている。

残念ながらよい人生を送るための授業は学校教育の中では行われない。

ということはつまり、運よく家庭の中で受講できた人を除いては、自分から情報を取りに行くしかないのだ。

そして、様々なものがあふれかえり、SNSが行きわたった現代で生きていくことはかつてより複雑になり、それはもしかすると「よい人生」を送るための1つの阻害要因なのかもしれない。

 

だがしかし、世界中の様々な人たちの貴重な経験や知識にこんなに簡単にアクセスすることができることは、これまでの人類の歴史の中で最も「よい人生」を送るためのエッセンスであろう。

上記で紹介した目次の1つ目にある通り、「考えるより、行動する」ことが大事だ。

その行動の中で最も大切なことの1つが本を読むことだと思う。