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あとになって報われることが肝心だ
中長期的な視点
今日読んでいた本にこんな文言がありました。
あとになって報われることが肝心だと思っている。
優れた投資家とは、という文脈で触れられていたのですが、これはあらゆることに当てはまることだと思います。
人生や仕事においてあらゆることが以下の4つのいずれかに分類できます。
① 重要、かつ、緊急性が高い
② 重要だけど、緊急性が低い
③ 重要じゃないけど、緊急性が高い
④ 重要じゃない、かつ、緊急性が低い
そして、私も含め多くの人は緊急性が高い①と③のことで毎日が消費されていきます。
そこで今日の本題の文言が重要になってくるわけです。
あとになって報われることが肝心だと思っている。
要はどれだけ人生を中長期的に捉えて、長期的な成功のために動くことができるか、ということだと思います。
いかに②を増やし④を減らすか、というわけです。
長期的な成功と短期的な犠牲
長期的な成功には短期的な犠牲を払う必要が絶対に出てきます。
短期的な犠牲とは、例えばこんなことです。
① もっといっぱい食べたいけど食べ過ぎない、もっと飲みたいけど飲みすぎない
② 疲れるけど運動する
③ 遊ぶ時間を削って勉強する
④ 止めるのツライけどタバコをやめる
⑤ 仕事の時間を削って家族との時間を増やす
短期的な視点ではどれも大した効果はありませんが、積み重ねることにより5年後10年後に大きな差が生まれるものばかりです。
口で言うほど簡単ではないですが、できる限り意識し、習慣化することが重要です。
こういうことを書いていても数日も経てば忘れてしまいますから、日常の中で思い出すための仕掛けを作ることも大事ですね。
習慣化と仕掛け
メンタル面
習慣化と仕掛け作りの具体策については今回言及しませんが、私が常々こういったことを考える時に意識しているのは、意思の強さを必要としないようにすることです。
今日中にこれやらないと!
とか
今日はこれやるまで寝れないな…
とか
そういう意識をしてしまうようだと続かないですね。
できる限り日常の中で自動的に行うような仕掛けにすること。
排除したいことであれば、障壁をできる限り大きくすること。
そんなふうにひと工夫入れると続きやすいです。
時間割
そして、ある程度の時間を要するものについては、1日の間で早めに設定しておくことも重要です。
例えばランニングを習慣化する場合に、夜寝る前にやることをルール化してしまうと、疲れてクタクタな時や次の日の予定が早い時等、「やらないための理由・言い訳」が簡単に見つかってしまいます。
必ずしも朝イチでやる必要はないと思っています。
生活習慣には個人差が大きいので。
しかし、後回しにすればするほど習慣化から遠ざかっておくことは知っておいた方が良いと思います。