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最後まで話を聞くことを意識する

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最後まで話を聞くことを意識する

最後まで話を聞けない人は意外と多い

この人は話を最後まで聞かない人だな、聞けない人だな、と思うことが時々あります。

仲のいい友人ならそれとなく伝えることもできるのですが、さすがに仕事で出会う人だとそういうわけにもいかず、反面教師にさせてもらい自分を見つめなおす良い機会だ、と思うことにしています。

 

話を最後まで聞けないデメリット

話を最後まで聞けない、ということはプライベートならいざ知らず、仕事面では非常に大きなデメリットになると考えられます。

私の所感では大きく分けて2つのデメリットがあります。

 

相手の意見や考えをちゃんと理解できない

1つ目のデメリットは、相手の意見や考えをちゃんと理解できない、ということです。

それは円滑な業務の推進を阻害することを意味します。

 

話を最後まで聞かないというのは、クイズ番組で問題の序盤で早押しして答えるようなものですが、クイズと違うのはクイズでは正解すれば拍手喝采を浴びるのに対し、仕事では相手に不快感を与えるという点です。

「最後まで話をきけよ!」と誰しも一度や二度は怒り交じりに思ったことがあると思いますが、自分自身もやってしまっていないか振り返ってみると良いでしょう。

 

また、相手の真意はあなたがさえぎった言葉の後に発せられたかもしれませんし、最後まで話を聞けばあなたが潜在的に必要としていた情報を教えてくれたかもしれません。

誰しも話をしっかり聞いてもらうのは気持ちが良いものです。

もしあなたが聞き上手になれば、有益な情報が向こうから勝手にやってくるようになるものです。

 

コミュニケーションが取れない(取りづらい)人だと認識されるリスク

2つ目のデメリットは、コミュニケーションが取れない(取りづらい)人だと認識されるかもしれない、ということです。

 

人は誰しも面倒なコトが嫌いです。

進んで面倒なことに首を突っ込むほど、普通の人は暇人ではありません。

 

だから、もし話を最後までよく聞かないことで

 

「この人と話をしていると、いっつも最後まで話を聞かずに自分の主張ばかりしてくるなぁ。」

 

と思われ、「面倒な人」だと認識されてしまうかもしれません。

仮にそうなってしまったとしたら、これほど厄介なことはありません。

 

仕事で飛び交う情報は、どうしても伝えなければいけない情報から些細な情報まで千差万別です。

さすがにどんな面倒な人だと思われたとしても、重要な情報は伝わってくるでしょう。

しかし、「あった方が良いけど、なくてもなんとかなる情報」まで伝わってくるとは限りません。

得てしてそういった情報が仕事の成否のカギを握っていたりするものです。

 

普段から話を最後まで耳を傾けて信頼関係を築けていれば問題ありませんが、もし身に覚えがあれば、これから気を付けていきましょう。

 

最後に

この問題の一番厄介な点は、本人が気づいていないことが圧倒的に多いことです。

「人の振り見て我が振り直せ」ができればベストですが、それは言うほど簡単なものではないでしょう。

 

もし皆さんの身近でこのような問題が起きていれば、気が進まないかもしれませんが、ぜひ本人に伝えてあげてください。

 

細かいポイントかもしれませんが、仕事を進める上では意外と大きな差になるはずです。