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人とのつながり
友達も少なくツテもない
人とのつながりはめちゃくちゃ大事だと思う。
だけど私は人づきあいがかなり苦手だ。
だから友人は少ない方だと思うし、数少ない友人ともほとんど会うことがない。
友人関係ですらこんな体たらくなので、社会人になった後、公認会計士になった後の仕事上の付き合いも最低限でやってきた。
だから独立する時はすごーーーく不安だった(笑)。
おそらく、10年前、20年前だったらもっと苦しんでいたと思う。
そして、苦手なのはリアルな人間関係だけでなく、ネット内での人間関係も肌にあわない。
Twitterを覗いていると、(おそらく)リアルでは知らない同士で交流している人たちがいるが、そういったことも億劫に感じてしまう。
しかし、そんな私でも今の時代なら十分やっていけることがわかった。
無理をしない
まず無理をしない、というのが大事だと思っている。
身の丈に合わないことをしても絶対に続かないし、心がすり減るだけであまり得るものがない。
自分が可能な範囲で関係性が保立てればOK、と割り切れば精神的にはすごく落ちついていられる。
そういうふうに割り切るためには、他人と自分は違うことを受け入れることから始まると思う。
友達が多いとか、仕事のツテが多いとか、そんな人を見るとうらやましく見えることもあるが、自分には自分のやり方があるとしっかり理解することが大事だ。
基本的に隣の芝生は青くみえるものだから。
オンラインを活用する
リアルな人間関係のつながりが少なくても、オンラインを活用すればいくらでもつながりを作ることは可能だ。
今ならネットで営業することが可能だし、仕事をネット上で募集していたりもするから、仕事を得ることはそんなに難しいことじゃないと思う。
クラウドワークスやみらいワークスのようなビジネスマッチングサービスまで登場している。
最終的にはリアルな人間関係が勝敗をわける
そしてひとたび仕事をして全力で結果を残しそれを評価してもらえれば、それが大きな財産になる。
会計に関する仕事をサラリーマンとしてやっていると、正直この感覚はなかなか理解しづらいと思う。
ある程度の組織になればいくらでも替えがきくし、どれだけ優秀でもジョブローテーションによって担当はかわる。
しかし、独立後の世界はそうではない。
独立後の世界で「この人に任せれば安心」という評価は、どんな営業ツールよりも強力だ。
大企業が集まる東京においてはいたるところに要求レベルの高い仕事が散在している。
そして要求レベルが高いからこそ、誰でもいいから来て欲しい、とはならない。
会計士であっても、パフォーマンスには大きな差があるからだ。
そこで「この人なら安心だ」と思ってもらえる人が何人かいると、何かあった時に声がかかる。
あとはこれをしっかり繰り返して、信用を積み重ねていくことだと思う。
最後に
きっかけはオンライン上にでいくらでも転がっている。
それをうまく活用し、リアルな世界でしっかり結果を残せば、おそらく仕事に困るリスクは限りなく小さくなるはずだ。
今だからこそ確信をもって言える個人的な思いがある。
人との繋がりは多ければ多いほど良い、とか、人間関係は大事にしろ、とか、そんな価値観を小さいころから刷り込まれてきて、私のようなそれがうまくできない人間は自分を過小評価したり卑下したりしまいがちだが、そんな価値観はさっさと捨ててしまった方が絶対に良い、と私はそう思う。
独立を考えていて仕事の腕には自信があるが営業に不安がある、という人の参考になればうれしい。