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自分の意見をもつことの難しさ

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自分の意見をもつことの難しさ

いじめについて

Facebookを見ていたら「いじめ」に関してこんな記事を見かけました(画像はネットから拝借しました)。

 

中学生がこんなにしっかりした考えをもち、それをこれだけ上手に文章にできることにまず驚きました。

そして、日本人に足りないものとして「自分の意見をもつこと」が挙げられています。

日本のいじめが陰湿で精神的な苦痛をもたらすものであることや、いじめの現場を目撃していながらそれを止めることができず見てみぬふりをするのは、この「自分の意見をもつ」ということができていないから、という主旨のことが書かれています。

そして、それが日本のいじめがいつまでたってもなくならない理由であると、ドイツでの生活の経験もある中学生は考えたようです。

 

自分の意見をもつこと

これを読んで私は本当にその通りだなと思いました。

以前に比べれば幾分良くなってきているものの、まだまだ「自分の意見をもつこと」ができていないよな、と感じる場面に何度も出くわします。

それが日本人の気質として根付いているようにも思いますが、やはりそれは「教育」の影響でしょう。

 

画一的な教育方法で、右へ倣えと叫び、出る杭は打って個性をつぶし、空気を読むことが至上の命題のように育てられる中で、どうやって「自分の意見をもつ」ことなどできるでしょうか?

 

日本の教育の弊害

いっとき、学校に行かない小学生youtuberが話題になりましたが、こういった教育方法の反動の現れのような気がします。

「自分の意見をもつ」ことが当たり前で、多様性を多様性として認識することも必要のないくらい当たり前に「自分の意見をもつ」ことができていれば、こんな小学生youtuberが話題になることもなかったのではないかと思います。

 

大人になって、当たり前のように転職を繰り返すことができる人も多くなってきましたが、一方でまだまだ今の仕事にしがみつき、不満をこぼしながらも転職すらできない人も大勢います。

一歩踏み出す勇気が持てないのは、「自分の意見をもつ」ことができていないからではないでしょうか。

 

自分の人生を送るために

幸せで充実した人生を送るためには、自分の人生は自分が責任をもって舵をとり、進んでいかなくてはいけません。

しかしながら、敷かれたレールの上を歩むことが当たり前の人は「自分の意見をもつ」ことができていないため、自分で舵をきることができないのです。

 

大人になってから「自分の意見をもつ」ことができるようになるのは難しいかもしれませんが、まずは「自分の意見をもつ」ことが大切なことである、という認識がすべての始まりなのではないでしょうか。

 

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