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体力勝負の土俵に乗らない
体力勝負の土俵に乗らないことが非常に大事なことだと考えています。
体力がある人は有利
私は公認会計士としての仕事をメインとしていますが、これまで優秀な人や金銭的、社会的に成功している人に多く出会ってきました。
そして、その人たちの多くに共通するのが「体力がある」ということです。
もう少しかみ砕いていうと、「長時間労働をものともしない」、「睡眠時間が短い生活が続いてもなんてことない」と言ったタイプの人たちです。
実は公認会計士として(むしろあらゆる業界でも同じかも)大きく成功するのにこういった資質は非常に大きなメリットです。
月に200時間も300時間も働くことができれば、当然収入も上がるし、経験も増えて、できる仕事も増えていくからです。
仮に独立会計士の労働単価が1時間1万円だとして、こういった人は月に200~300時間働き、年間で3,000万くらいの売上をサクっとあげるわけです。
これを組織化して多人数で稼働させればそれ以上です、
10年も働けば1億円くらいの資産を余裕で築き上げるでしょう。
「体力勝負」は誰でもできる働き方ではない
しかし、こんな生活が誰でも実現可能かというと、そうではありません。
自分を知ることは非常に重要なことですが、そういった意味では自分がハードワーカーとしてやっていけるのかどうかを知ることは仕事をする上で一番理解すべき点かもしれません。
そして、ハードワークに向いていない、と理解したならば、早々に体力勝負の土俵から降りるべきだと思います。
最適な睡眠時間は人それぞれ
成功者の多くに「体力がある」と書きましたが、当然そうでない成功者も多くいます。
4,5時間睡眠、あるいはもっと短い睡眠時間で十分な人もいますが、一方で
AppleのCEOティムクックは7時間睡眠
Appleの創業者ジェフベゾスは7~8時間睡眠
Microsftの創業者ビルゲイツは7時間睡眠
等々。
何が言いたいのか言うと、ベストな睡眠時間は人それぞれだと言うことです。
ちなみに私は8時間は寝たいと思っています。
社会人になってからはそこまで寝れていないことが多かったですが、在宅ワークの割合が増えてからは睡眠時間も確保しやすくなり、最近は8時間程度寝ている日が多いです。
また会計士受験生時代は8~9時間は平均して寝ていたように思います。
多くの人が睡眠時間を削って勉強時間を増やしがちですが、私は睡眠時間を確保して短期間合格を実現しました。
自分にあった睡眠時間を確保し、日々ベストパフォーマンスを出せるよう準備し、残された時間の中で自分にあった働き方を選択すべきということです。
発想を逆転させれば体力勝負できないからこそ、限られた時間の中でどうやって生計を立てるか、という視点を持つことができると言えます。
人生において、特に20代前半等の若い時期に多少の無理をしてガッツリ働くことを否定するつもりはありません。
しかし、そういった働き方を続けられる人は、体力的に、あるいは、家族関係等を考慮すると一部の人に限られるでしょう。
高い生産性を目指す働き方にシフトする
したがって、そういった働き方に依存しないためにも、労働時間を短くし、より高い生産性を目指す働き方にシフトしていくべきだと考えています。
じゃあ高い生産性でもって仕事をするためにはどうすればいいか、という話になるとこれまた長くなるので、ここでは詳細は割愛しますが、やはり市場にありふれていて特段の専門性がないものや、時代にフィットしない(時代遅れ)の仕事は生産性は低くなると思います。
生産性が高い仕事の中で自分が得意なものを選ぶのがまず最初のステップだと思います。
そういった意味で、会計に苦手意識がないのなら会計士という選択肢も私はオススメです。