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人生は長い目で見る
中長期計画を持つ
人生100年時代、人生は中長期的な視点をもって、長い目で見ることが重要です。
瞬間最大風速を吹かせることに重きを置くよりも、安定した風を永続的に吹かせることの方が、充実した人生には不可欠だと思います。
最大瞬間風速
若い頃は、人生の早い時点で地位や名声、大金を手に入れることに憧れた時もありました。
しかし年齢を重ねるにつれて、それを達成することにどれだけの意義があるのだろうか、と考えるようになりました。
明治時代や大正時代の平均寿命である40~50年で人生が終わるのであれば、最大瞬間風速を吹かすことにも大きな意味があるでしょうが、今は人生100年時代です。
一発屋と呼ばれるお笑い芸人やミュージシャンの絶頂期は、一般人には味わえない高揚があるのだろうと想像しますが、その先に起こる辛苦は多くの場合表には出てこないためフィーチャーされませんが並大抵のことではないでしょう。
長い人生で夏の花火のように一度でも大輪の花を咲かせるのも悪くない、というのはその通りかもしれませんが、それは見ている側の論理であって、当事者はそう簡単に割り切れるものでもないでしょう。
あるいはそういう1シーンだけを切り取って、今を生きろ!今を楽しめ!と刹那的な人生観を推奨する一部のインフルエンサーの罪は決して小さくないと思います。
なんでもコスパで測る時代
時折目にする、結婚して子供を作ることを「コスパが悪い」と切り捨てる人生観はどう考えても異常です。
それができないことの僻みや妬みとしか思えません。
これは結婚することや子供を授かることがすべてだと言いたいわけではなく、「コスパ」をものさしにするべきではないということ、です。
価値観に合わないなら結婚をするもしないも自由ですが、本当は結婚したいのに、コスパを理由に結婚を否定するのは「すっぱいぶどう」に他なりません。
後悔のない人生には計画を
少し話が逸れましたが、後悔しない人生を送ることと、無計画に日々を生きることは全く以て違うものです。
家族がいればそれはなおさらです。
近視眼的な視点だけでなく、中長期的な視点を持つことが人生100年時代になにより重要なファクターだと思います。
そうすると自ずとこういう考えになっていくのかな、と思ったり。